私がマレーシアに来てから1年半が経過しました。
しんどいなと感じることも少なくありませんでしたが、なんやかんやで学びの多い期間だったと感じています。
気づけば半年後にはビザが切れる時期に。
「日本への帰国も視野にいれて、今のうちから副業を探しておこうかな」
「帰国後はその仕事を本業に変えれば、日本での生活もスムーズに始められそうだし」と思い、Indeedの履歴書を更新していました。
更新中に以前、会社のHRから副業はできないと言われていたことを思い出し、日本企業との仕事もだめなのだろうか?と改めて調べるとNGらしいことが発覚。

最初に確認しなよ。

ごもっともで・・・泣。
- マレーシアでEPビザのデメリットを知りたい方
- 筆者に他国のノマドビザ取得最新情報について提供してくださる優しい方(切実)
EP(Employment Pass)ビザでは副業が禁止される

「マレーシア国内の会社だったら、マレーシア人の就業機会を外国人が奪う形になるから制限されるのは分かるけど、日本企業だったら問題ないのでは?」
・・・と考えていましたがダメでした笑。
自分のビザだと日本企業での在宅ワークができないと知る
そもそもEmployment Passだと指定された企業以外での労働が禁止されています。
副業をしてE-fillingで未申告収入が露見しようものなら、知らなかったでは済まされない重いペナルティが発生する可能性あり。
具体的には下記になります。
- ビザの取り消し・更新拒否
- 強制送還
- 雇用主への罰金・制裁

3つ目なんか迷惑甚だしいな・・・。

入社日のオリエンテーションの後にHRに副業していいか質問したら「そんなことされたらうちの会社が罰せられちゃう」って言われたことを思い出したよ・・・。
【追記】
改めて調べ直したのですが、下記ケースなら問題にならない可能性が高そうです。
- 仕事の給与・報酬がマレーシア国内銀行ではなく、日本の銀行口座に振り込まれる
- マレーシア国内の法人・個人向けにサービスを提供しない
- 業務の全てが日本国内法人・個人向けで、マレーシアの経済活動と無関係
ですが、日本→マレーシア金融機関でお金の動きがあろうもなら一気にアウトになるリスク大なので注意が必要です。
私の場合、今年帰る前提なら来年の確定申告は日本ですることになるでしょうし、収入を日本の銀行口座で受け取っても問題にはならなそうでした。
ネットバンキングがメアドなしで使えないので、帰国するまでお金を動かし用がありませんし泣。
日本に居住実績がないのに日本の銀行口座に比較的大きめな金額が振り込まれると、口座凍結リスクがあるようなので、むしろそちらの方が問題になる可能性が大きいかもしれません。
マレーシアに残るメリット

天引きされる金額が少なく可処分所得が多い
過去記事でも触れてきましたが、日本より圧倒的に少ないです。
マレーシアの天引き額に慣れた今、日本の税金と社会保険料の重さに自分の心が耐えられるのかが心配です・・・。
年金を払い続けても老後に多少リターンがあるのかも不透明ですし。
マレーシアで暮らした方が可処分所得が多く、自由な時間が作れるのは明白なんですよね・・・。
英語を使う機会が確保できる
マレーシアにいれば嫌でも多少は英語を使わなければならないので、今後他の国でも暮らしたいと考えたときにプラスに働くと思っています(というか、他の国への転職・移住も視野にいれています)。
ただ日本人もそうですが、違った訛りがあるのでそこはご愛嬌。
日本に帰国するメリット

もう少し頭を使った仕事ができる
先日、同じエレベーターに乗っていた日本人(HRかリーダーと予想)が話していた内容が耳に入ってきました。
「日本人と韓国人は思考が深いので、採用は考えて行わないといけない」と。
続けて他の東南アジアの国の社員は意思決定が早いと話していました(逆にこの2か国のスタッフは思考の浅い人の方がフィットするって意味かい?と邪推したり笑)。
「確かにそうなんだよなぁ」と共感。
仕事における思考の広さ・深さがだいぶ違うのです。
そこに物足りなさを感じることがしばしば。
個人的にはもう少し頭を使って仕事がしたいという欲が出てきています。

思考が広く深ければいいってわけじゃないんだよねぇ。

その環境に適応できるか?ってのが大切なんだよな。

色々な意味で適応できていないので耳が痛かった笑。
副業ができる
景気がまだ落ち込んでない今は、自社の仕事しかできなくても問題ないかもしれません。
ただ、そろそろヤバイんじゃない?という時期に差し掛かっているようにも見えます。
そんな時に日本にいれば副業ができます。
・・・まぁ採用されない可能性もありますが笑。
ただ応募できると応募資格すらないのでは大違いなわけです。
自社以外にも収入があるというのは、精神的な支えにもなりますしね。
他の国にも住んでみたい

理想はノマドビザ
「ワンチャン2025年以内にブログや動画なんかで稼げるようになったら、他の国で暮らせないか?」
「もしくは日本企業と在宅ワークできる契約を結び、ノマドビザで他国へ移住する手段はないか?」
そんなことも考えています。
どの国のビザも収入要件のハードルが高め
ヨーロッパを中心に調べてみたのですが、日本円で月収30~50万は必要。
現実問題、マレーシアからヨーロッパへ直行は難易度高めに感じました。
ヨーロッパ以外ですと、ジョージアはビザなしで1年間滞在可能なため、悪くないかも・・・と思ってます。
数年前からジョージアにも興味があり、在宅ワークで収入を上げつつ暮らしたいと考えていました。
ところがロシア・ウクライナ戦争の影響で状況がかなり変わってしまったとの情報を受け断念。
「今ならいけるか・・・?」と密かにジョージアでの生活も検討しています。

ロシアがウクライナに侵攻してから、物価が大分高くなったとの情報が・・・。

あの国は本当に何してくれてんだよ・・・。
おわりに
マレーシアで今の生活を続けるのもいいかもしれませんが、やはり私は在宅ワーク多めの生活スタイルがいいなぁと思ってしまします。
昨晩、久しぶりに元同僚(私が元いた会社を辞めて転職済み)とLINEで近況を語り合っていたのですが、ほぼ週5在宅でマーケティングの仕事をしているとのこと。
もともと同僚は在宅ワークが好きなタイプでした。
私も彼と同じ会社で仕事をしていたときは、平日ほぼ在宅勤務だったこともあり「集中できる環境で頭を使いながら仕事したい」欲が出てきてしまいました(引きずられてるだけな気もする笑)。
「じゃあ日本に戻りたいのか?」といえばそれも悪くはありませんが、できればまだ海外にいたい。
このままマレーシアに残ることも考えていますが、遅くとも2026年の3月頃までには国外へ出ると思います。
それまでに、悔いの残らないようにやれることはやりたいと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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