【買って良かった】おっさんがドラクエ3リメイク（Steam版）を遊んでみた感想

別記事でも触れましたが、昨年末にドラクエ3リメイクを購入して遊んでいます。

現在オーブが全部そろった段階で折り返し地点くらいですが、一度レビューしてみようと思い立った次第です。

本記事では一部ネタバレを含みます。

良かった点

HD2Dを使ったきれいなグラフィック

オクトパストラベラーシリーズで知られるようになったHD2Dが使われています。

これにより、フィールド背景がめちゃくちゃきれいになりました！

映像のクオリティだけでも、購入した甲斐があったなーと感慨に耽りました。

通常マップやダンジョンが広く感じるようになった

ファミコンの原作やスーパーファミコンのリメイク版よりも、探索し甲斐が出たように感じます。

街の場所は大体覚えているつもりでしたが、フィールドがかなり広くなっていたため、思ったよりも迷いました笑。

新しい職業が増えた

ダーマの神殿における転職で、選べる職業が増えました。

まもの使いという職業で、レベルアップ時や仲間にした魔物が一定数増えたタイミングで、使用可能な特技も増えます。

また、転職後はレベル1からとはいえある程度ステータスは残るので、何回かは転職しておくと後々の冒険が楽になります。

遊び人レベル20→賢者へ転職可の流れは健在でした笑。

属性要素が顕著になった

ファイナルファンタジーのようにダメージの通り安い・通りづらい属性が顕著になった気がします。

「この敵にはギラ系の魔法がきいてヒャド系は通らない」「このブーメランには風属性がついているから、この敵にはダメージが通りづらい」といった具合です。

追加ボスが増えた

かなり増えて、やり応えが増しました！

ただ、残りHPが少ない状態で突然ボス戦に突入して全滅といったこともあったり笑。

敵ボスを倒した時の捨て台詞から「あぁ、こいつあのモンスターの配下だったのか・・・」とヒエラルキーを感じるセリフも。

途中から物語の進行に関わる重要アイテムを取る前には、パーティーのHPを回復するようにしました。

敵の行動にバリエーションが増えた

今までになかった攻撃パターンをとるボスが増えました。

「だいたい行動パターンつかめた」と思っていても、初見の技を喰らって苦戦するといったこともしばしば。

「うまいこと難易度調整されているなぁ」と感じました。

回想シーンが増えた

主人公の父親であるオルテガ関連の回想シーンがかなり盛り込まれていました。

この追加要素により、物語に対する没入感や解像度が上がった気がします。

個人的にやや疑問だった点

すごろくがなくなってしまった

スーパーファミコン版のリメイクではすごろく場が世界の至るところであって、強い装備が手に入ったりしたのですが無くなってしまいました泣。

私はすごろく場が好きだったので、少しがっかりです泣。

代わりにモンスター・バトルロードというシステムが追加されています。

ポリティカル・コレクトネスに配慮しすぎ？

割とニュースにもなっていたと思うのですが、キャラクターの性別がなくなり、複数の容姿や声を選択できるようになりました。

私は仲間キャラの声を選択する画面で、女性キャラにうっかり男性の声を選択してしまい、ギャップのある魔法使いを作ってしまいました。

とはいえ世界的に見れば、確かにジェンダーに配慮した選択肢が増えるのはいいことなのかも・・・。

私の職場にも男性で女性の服装を好んで着ているメンバーが割といるので、需要があることは理解できるといった印象です。

ラーミアの移動速度

マップが広くなった分、ラーミアの移動速度も速くなるのかと思いきや、そうではありませんでした。

「マップのきれいさを楽しむ」

「現実的に考えたらこの速度じゃないとおかしいでしょ」

・・・という考えも分かりますが、実際ある程度ルーラを併用しないとストレスを感じる移動速度でした笑。

乗る回数も多くないのでそれほど負担ではありませんが、ラーミアに乗ってじっくり世界を探索したいという方には不評だったのではないでしょうか。

おわりに

総合的な印象ですが、個人的には良いリメイクだなと思いました。

ただ、制作発表から発売までかなり長い期間空いたので、果たしてスクウェア・エニックスは元が取れたのだろうか？という疑問はあります。

私は小さい頃からドラクエをやっていましたし（１とオンライン以外のナンバリングはすべてクリア済み）、ドラクエ４がこのクオリティでリメイクされるなら、また購入したいなと思っています。

先に1と2のリメイクが出るようなので、何年先かは分かりませんが泣。

ここ数年ではあまりスクエニの評判は良くないかもしれませんが、昔から好きな会社なので個人的には業績が上向くことを祈っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！