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【ヨーロッパで知名度あり】自宅から英語資格試験の「EF SET」を受験してみた

日本を出てから1年が経ったこともあり「そろそろTOEICでも受験してみようかな?」と思うようになりました。

しかし、お金払って2時間拘束は結構疲れてしまう・・・。

「他に知名度のある英語の資格試験てないかな?」と考え、調べてみたところ「EF SET」がヒット。

海外では知名度があるテストと分かり、受験してみました。

たけぞー
たけぞー

しかも自宅から無料で受験できるだと・・・!?

テストは下記サイトからすぐに受験可能です。

EF SET公式ページ(日本語)

PC・モバイルどちらからでもアクセス可能。

*詳しくは後述しますが、50・90分のテストは回数制限があり、受験後90日間は再びテストを受けることができなくなります*

この記事を読むとわかること
EF SET(イーエフセット)の概要やCEFR(セファール)のレベル、筆者が実際に受験した結果について

こんな人に読んで欲しい
  • 自宅で受験できる英語資格試験を探している方
  • 海外での就職や転職でもアピールできる英語資格試験を受けてみたい方

EF SET(イーエフセット)ってどんなテスト?

オンラインで受験可能な英語の資格試験です。

自宅で自分の英語レベルを測ることができますよ♪

「EF」はEducation Firstという運営会社のイニシャルからきています。

エデュケーションファースト社は、1965年にスウェーデンで創業開始した企業で世界中に語学学校を展開。

「SET」はStandard English Testの略称で、合わせて「EF SET」という名称になっているようです。

下記の点がとてもいいなと感じました。

  • 無料でPCかスマホがあればどこからでも受験可能!
  • ヨーロッパにおける知名度が特に高く、海外では主流な英語資格試験になりつつある
  • CEFR(セファール)に準拠した証明書を発行でき、企業へアピールできる

結果をSNSやLinkedInにシェアできる機能もあり、海外転職にも役立ちそうです!

たけぞー
たけぞー

私の会社でもCEFR(セファール)のランクはプロジェクト異動の際に条件設定されていたなぁ・・・。

ただ、日本だとそこまで知名度はないので、履歴書に書いてどう活かせるかは未知数かも。

CEFR(セファール)とは?

以前から社内異動の際に求められる英語力として、C1やらB2やらの表記を見ていたのですが、何のことかさっぱり分かりませんでした。

下記の通り、英語力を示すレベルのようです。

CEFR(正式名称:The Common European Framework of Reference for Languages)は、語学のコミュニケーションスキルを示す国際標準規格としてヨーロッパで広く認知されており、世界でも認知度が高まりつつあります。EF SETは、このCEFRという規格に準拠する形で、語学力を技能別に正確に測定できる唯一の英語力測定テストです。他の英語力測定テストも、英語力をある程度正確に測れるものはありますが、このCFERに完全に対応しているものはありません。

引用元 – EF SET公式ページ・「CEFRについて

テスト結果にCEFR(セファール)で分類されたレベルが表示されており、自分の立ち位置を知ることができます。

実際のレベルとそれに対応してできるとされていることは、下記になります。

レベルできること
A1(初級レベル):21-30
初学者
・最低限の単語や日常で使う表現が分かる
・会話に時間がかかる
・短く、単純な単語を理解できる
A2(基礎レベル):31-40
初級者
・基本的な日常会話が分かる
・時間をかければ文章を組み立てることができる
・短く、単純な単語や親しみのある事柄を理解できる
B1(中級レベル):41-50
中級者
・職場、学校、あるいは旅先での会話の要点を理解できる
・スピーチの詳細を理解できる
・事実に基づく内容や興味の対象を理解できる
B2(中上級レベル):51-60
準上級者
・複雑な文章の要点を理解できる
・テレビ放送や生中継で使用される標準的な表現を理解できる
・幅広い様々な単語を利用した文章を理解できる
C1(上級レベル):61-70
上級者
・長文やニュアンスを理解できる
・抽象的な内容で長いスピーチをも理解できる
・自分の得意な分野以外のトピックでも複雑な内容を理解できる
C2(最上級レベル):71-100
熟達した言語使用者
・聞くこと、読むこと全てを難なく理解できる
・ネイティブスピーカーの会話を難なく理解できる
・文学的な表現や複雑な文法の表現を理解できる

出典:EF SET公式ページ CEFR と EF SET

実際に15分QUICK CHECKと50分EF SETを受けてみた

EF SET のコース紹介画像。

前述のように上記3コースから選択する形になります。

受験回数には制限があるので注意

受験前の注意としては、50分・90分のテストは90日間に1度しか受験できない(Quick Checkには日数制限なし)点です。

「50分のテストを受けたら90分のテストも90日後でないと受験できないのか?」というとそうではなく、日数制限はコースごとに設けられています。

「なぜ日数制限が設けられているのか?」という点ですが、「よくある質問」のページに下記の回答がありました。

連続して何度も受験すると、トレーニング効果があるため、試験の精度が低下します。

数週間ごとに進歩状況を把握したい人は、がっかりするかもしれませんが、このテストは小さな進歩を測定するのに十分な精度を持っていないため、ご了承ください。

私たちはEF SETを無料で提供していますが、テストの実施は無料ではありません。そのため私たちは、少数の人に何回もテストを受けてもらうのではなく、できるだけ多くの違った人にテストを使ってもらいたいと考えています。

EF SETを再受験する場合、既存の認定証は最新の試験スコアに更新されますのでご注意ください。これは通常の動作であり、上書きすることはできません。

引用元:EF SET公式ページ よくある質問より

まとめると

  • 何度も受験できてしまうと、トレーニング効果により試験の精度が落ちる
  • 少人数の人が何度も受験するテストではなく、多くの違った人に受験して欲しい

という意図があるようです。

15分QUICK CHECKのテスト結果

「ひとまず15分コースからやってみるか」と一番短いQUICK CHECKを選択。

EF SETの15分QUICK CHECKスタート前画像。

画面上部にプログレスバーと残り時間が表示され、進捗が分かります。

結果は案の定リスニングができておらずガックリ・・・。

EF SETの15分QUICK CHECKを筆者が受けた結果。
EF SETの15分QUICK CHECKを筆者が受けた結果・スコアテーブル

15分のQUICK CHECKですと、結果はあまり細かくカテゴライズされないようです。

50分EF SETのテスト結果

テストの勝手がQUICK CHECKで把握できたので、続けて50分に挑戦。

どうしてこうなった・・・(´;ω;`)

EF SETの50分を筆者が受けた結果。
EF SETの50分を筆者が受けた結果・リーディングとリスニングのスコア。
EF SETの50分を筆者が受けた結果・CEFR換算表。

「リスニングは思ったより聞き取れたな」と思うと同時に、「リーディングはもっとできたのに!」と悔しく感じました。

「リーディングはおそらくこの問題で終わりだろう」と高をくくっていたらまだ残っており、時間切れという結果に泣。

同僚A
同僚A

舐めプするから痛い目見るんだよ・・・。

たけぞー
たけぞー

おっしゃる通りで・・・泣

対策不足なのもあったかもしれませんが、それにしても悔しい!

CEFR(セファール)を他の資格へ換算した場合のスコアやグレード一覧

やや古い資料ですが、文部科学省がデータを公表していました。

下記のとおりです。

2015年に文部科学省が発表した、各試験団体のデータによるCEFRとの対照表。
引用元 – 文部科学省・英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用について

この表を見る限り、B2は英検だと準1級、TOEICのL&Rだと785とのこと。

「あれ?ひょっとして悪くないスコアとれてた?」と少しテンションあがりました。

2016年とかなり前ですが、TOEICのL&Wを受けたときは500点ジャストでしたので、その時点から比べると成長できているのかなと。

スコアの大小よりも「英語力が伸びているかもしれない」という結果を嬉しく思いました。

たけぞー
たけぞー

次こそはリーディングでもっといいスコアを取りたい!

おわりに

欧米企業から採用の際にCEFRがどれくらいかを問われる機会はあるようです。

Microsoft社のMOSの様にPC上で行うことができ、受験料はかかりません。

海外、特にヨーロッパ圏では知名度のある英語資格ですので、受けてみて損はないと思います!

自宅から受験できるので「半日使ってTOEIC受けるの大変だな」と考えている私のような社会人や大学生の方にも合っているかと。

また、受験時はネットワーク回線が安定した環境下で臨まれることをお勧めします。

私は2・3分ですがWifiが途切れ、少しドキっとしました。

やや不完全燃焼だったこともあり、次はもう少し高いスコアを取りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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