自宅のパソコンから英語資格試験の「EF SET」を受験してみた

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日本を出てから1年が経ったこともあり「そろそろTOEICでも受験してみようかな?」と思うようになりました。

しかし、お金払って2時間拘束は結構疲れてしまう・・・。

「他に知名度のある英語の資格試験てないかな?」と考え、調べてみたところ「EF SET」がヒット。

海外ではTOEICより知名度があると分かり、受験してみました。

テストは下記サイトからすぐに受験可能です。

EF SET公式ページ(日本語)

PC・モバイルどちらからでもアクセス可能。

EF SETってどんなテスト?

オンラインで受験可能な英語の資格試験です。

「EF」はEducation Firstという運営会社のイニシャルからきています。

エデュケーションファースト社は、1965年にスウェーデンで創業開始した企業で世界中に語学学校を展開。

「SET」はStandard English Testの略称で、合わせて「EF SET」という名称になっているようです。

下記の点がとてもいいなと感じました。

  • 無料でPCかスマホがあればどこからでも受験可能!
  • 日本国外における知名度はTOEICより高い
  • CEFRに準拠した証明書を発行でき、企業へアピールできる

TOEICはそもそも日本で作られた資格試験なので、国外でマイナーな点は致し方ないのかも。

結果をSNSやLinkedInにシェアできる機能もあり、海外転職にも役立ちそうです!

CEFRとは?

以前から、社内異動の際に求められる英語力として、C1やらB2やらの表記を見ていたのですが、何のことかさっぱり分かりませんでした。

下記の通り、英語力を示すランクのようです。

CEFR(正式名称:The Common European Framework of Reference for Languages)は、語学のコミュニケーションスキルを示す国際標準規格としてヨーロッパで広く認知されており、世界でも認知度が高まりつつあります。EF SETは、このCEFRという規格に準拠する形で、語学力を技能別に正確に測定できる唯一の英語力測定テストです。他の英語力測定テストも、英語力をある程度正確に測れるものはありますが、このCFERに完全に対応しているものはありません。

引用元 – EF SET公式ページ・「CEFRについて

テスト結果にCEFRで分類されたランクが表示されており、自分の立ち位置を知ることができます。

実際に受けてみた

EF SETのコース

前述のように上記3コースから選択する形になります。

15分QUICK CHECK

「ひとまず15分コースからやってみるか」と一番短いQUICK CHECKを選択。

EF SETの15分QUICK CHECKスタート前画像

画面上部にプログレスバーと残り時間が表示され、進捗が分かります。

結果は案の定リスニングができておらずガックリ・・・。

EF SETの15分QUICK CHECKを筆者が受けた結果
EF SETの15分QUICK CHECKを筆者が受けた結果・スコアテーブル

15分のQUICK CHECKですと、結果はあまり細かくカテゴライズされないようです。

50分EF SET

テストの勝手がQUICK CHECKで把握できたので、続けて50分に挑戦。

どうしてこうなった・・・(´;ω;`)

EF SETの50分を筆者が受けた結果
EF SETの50分を筆者が受けた結果・リーディングとリスニングのスコア
EF SETの50分を筆者が受けた結果・CEFR換算表

「リスニングは思ったより聞き取れたな」と思うと同時に、「リーディングはもっとできたのに!」と悔しく感じました。

「リーディングはおそらくこの問題で終わりだろう」と高をくくっていたらまだ残っており、時間切れという結果に泣。

CEFRを他の資格へ換算すると

やや古い資料ですが、文部科学省がデータを公表していました。

下記のとおりです。

2015年に文部科学省が発表した、各試験団体のデータによるCEFRとの対照表
引用元 – 文部科学省・英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用について

この表を見る限り、B2は英検だと準1級、TOEICのL&Rだと785とのこと。

「あれ?ひょっとして悪くないスコアとれてた?」と少しテンションあがりました。

2016年とかなり前ですが、TOEICのL&Wを受けたときは500点ジャストでしたので、その時点から比べると成長できているのかなと。

スコアの大小よりも「英語力が伸びているかもしれない」という結果を嬉しく思いました。

おわりに

欧米企業から採用の際にCEFRがどれくらいかを問われる機会はあるようです。

Microsoft社のMOSの様にPC上で行うことができ、受験料はかかりません。

海外では知名度のある英語資格ですので、受けてみて損はないと思います!

また、受験時はネットワーク回線が安定した環境下で臨まれることをお勧めします。

私は2・3分ですがWifiが途切れ、少しドキっとしました。

やや不完全燃焼だったこともあり、次はもう少し高いスコアを取りたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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