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去年の7・8月、私はマレーシアの生活費を捻出するために、短期バイトを探していました。
友人から「タイミーというお仕事アプリの報酬振り込みがかなり早い」との情報を入手。
できるだけ早くお金が欲しかった私は、さっそくアプリをダウンロード。
すぐにお仕事を申し込みました。
昨年経験した話ですが、タイミーを使ってみて思ったことを記載していこうと思います。
結論ですが、個人的には副業として使う分には問題ないものの、メインの収入源とするには心許ない印象を受けました。
他に収入源がある人や、実家で暮らしている人向きのアプリだと考えています。
作業に入るまで
シンプルなアプリで使いやすいです。
- アプリをダウンロード
- アプリの初期設定
- 働きたい日を指定して仕事を探す
- 仕事が決まったら申し込みをする
- 労働条件通知書や現場、開始・終了時間、持ち物等の確認
- 当日の業務開始前にチェックイン
- 業務終了後にチェックアウト
- 報酬受け取り・レビュー入力
- 振り込み申請(ほぼ即日入金でした)
<実際のアプリ画面>
*スクリーンショットは2024年の物です
マレーシアに来てからもアプリを消してなかったので、当時の勤務ログも確認できました。
実際の仕事を振り返ってみて
アプリ内のマイページタブ「完了した仕事」という項目から、働いた仕事の履歴を確認できます。
作業に行った場所はほぼ神奈川、1件だけ東京でした。
私がタイミーで経験した仕事
以下、2023年の7・8月で実際に行った場所・拘束時間・報酬額になります。
- 家具・家電、家庭ごみの搬出作業
大和:5時間拘束 / 6,500円 - 団地の庭池清掃
海老名:8時間拘束 / 8,200円 - 工場内の積付け作業
厚木:3.5時間拘束 / 4,431円 - 工場に戻ってきたドライバーさんの退勤時間打刻入力(Excel使用)
平塚:3時間拘束 / 3,300円 - 運送会社倉庫で検品作業
横浜:9時間拘束 / 9,200円 - EC会社の倉庫でピッキング作業
赤羽:9時間拘束 / 9,700円 - 生活雑貨を扱う工場で軽作業
平塚:6時間拘束 / 6,426円 - クリーニング工場での軽作業(同じ会社で6回勤務)
横浜:8時間拘束 / 8,550円
伊勢原:4時間拘束 / 4,717円
だいたい工場系です。
この間、体重が5kgほど落ちました笑。
タイミーの仕事をした感想
夏場だったのでどの日もかなり暑く、勤務中は汗だくになっていました。
取り壊し前の家からベッドやタンスを搬出したり、1日中しゃがんで水を抜いた池のゴミやヘドロの掃除をしたり、工場でベルトコンベアから流れてきた商品をひたすら配送先の台車に振り分けていったり・・・。
体力的にはしんどかったのですが、ほとんどの現場で社員さんがとても良くしてくださり、ストレスなく働けました。
事前に店舗レビューを読んで仕事を選んでいたので、ハズレを引く可能性が低かったというのも、気持ちよく働くことのできた要因だと思っています。
東京・神奈川のエリアには「自分がこなせない仕事しか掲載されてない」という日はほとんどありませんでした。
アプリ利用者も思ったよりは自分の年代に近い人がいて驚きました。
20代がメインで使用するアプリだと思っていたからです。
しかし、実際は40代以上の利用者も半数近くいることから、中高年の方でも問題なく働けると思います!
もちろん仕事内容によりますが。
タイミーの良いところ
仕事が終われば即入金
仕事が完了したタイミングで、アプリ内のウォレットに入金されます。
文句なく早く、好きなタイミングでウォレットから登録している銀行口座への出金依頼ができます。
勤務当日にご褒美が約束されているので、モチベーションになりますね!
ワーカーが勤務先を評価できる
就業先の店舗から評価されると同時に、こちらも店舗を評価します。
このレビューがあるおかげで、自分と合わなそうな店舗をフィルタにかけることができます。
「次の就業に備えて忖度したレビューがたくさんあるのだろうな」と思っていたのですが、想像以上に辛辣な意見が書いてある店舗もあり、びっくりしました。
働きづらい店舗はレビューの影響で徐々に人が集まらなくなってくると思います。
仮にそういった店舗がずっと求人を続けていたとしても、雇われる側はレビューを活用して回避していけばいいわけです。
人間関係の気楽さ
現場の社員さんに合わない人がいたらどうしよう・・・。
そんな不安もあるかもしれません。
全く合わない人がいても「1日だけ我慢すればいい」のです。
嫌なら次から申し込まなければいいだけです。
普段関わらないような人たちと仕事ができる
業種や職種が変われば人も変わって面白いです。
気分転換に週1でタイミー入っているという、他の仕事がある正社員の方も結構いらっしゃいました。
同じ現場でも周囲の人が変わると毎回新鮮な気持ちで働けるので、マンネリで仕事をするといったことは少なかったように思います。
豊富な仕事量
東京・神奈川以外のことはあまりよく分からないのですが、2023年の夏ごろは仕事量に困るといったことはありませんでした。
タイミーを通して「今はどの会社も人手不足なんだな」と認識する日々。
たまにリゾートバイトの案内もきて「面白そう、機会があればやってみたいな」と感じた記憶があります。
沖縄や北海道など観光地で働くのも楽しそうですよね。
時間や場所の融通
「家の近くがいい」「今日は半日で仕事を切り上げたいな」
そういった働き方も選択できます。
「この仕事大変そうで入りたくないけど、いつもの現場は募集がない。4時間で終わるし我慢しよう・・・!」といった選択をしていたのは私だけではないはず。
できれば家の近くで、自分に合った仕事内容が希望時間分あると最高ですよね!
アプリが使いやすい
インターフェースが見やすく、感覚的に操作しやすいです。
ネットのワーカーヘルプページも分かりやすい。
源泉徴収票もアプリからPDFをダウンロードできます。
おそらく50~60代くらいの人でも操作に迷うことは少ないのではないでしょうか。
タイミーのきついところ
ペナルティポイント
当日欠勤や遅刻、キャンセルをするとペナルティポイントが加算されていきます。
最悪の場合、アプリの利用が14日間制限されます。
勤務開始までの時間 | ペナルティ | 利用制限 |
48時間より前 | 0pt | – |
48時間以下~24時間より前 | 1pt | – |
24時間以下~12時間より前 | 4pt | 1週間以降の仕事が1件までしか申し込みできない |
12時間以下~8時間より前 | 5pt | 1週間以降の仕事が1件までしか申し込みできない |
8時間以下~4時間より前 | 6pt | 1週間以降の仕事が1件までしか申し込みできない |
4時間以下 | 7pt | 1週間以降の仕事が1件までしか申し込みできない |
無断欠勤・勤務開始後キャンセル | – | 14日間の利用停止 *利用停止前に申し込んだ仕事は自動的にキャンセル |
「当日、勤務開始3時間前に起床したものの、体調が悪くて働けない。」
こんな状況下でキャンセルを入れると、ペナルティポイントが7pt加算され、利用停止の一歩手前になってしまいます。
タイミーからの報酬を頼りに生活している人にとっては大きな痛手になる可能性大。
ペナルティポイントは、お仕事終了後にレビューを行うと1pt減少します。
good率
仕事終了後には、店舗からワーカー側も評価されます。
店舗サイドの評価はgoodかbadの2択のみ。
仕事によっては勤務条件にgood率~%以上と提示している場合もあるので、この評価も大切です。
ただ、毎回勤務終了後にチェックしていないと、どの企業がbadをつけたのか分かりません泣。
私の場合、13回働いて1回badの評価をつけられていました。
毎回good評価だったのであまり気にしていませんでしたが、ちょっぴりへこみました。
働いた店舗からクレームの文言は全くなく、テンプレだと思いますが「本日はありがとうございました。またよろしくお願いします。」的なレビューばかり・・・苦笑。
good率の分母は直近30回分の勤務です。
したがって仕事を続けているうちに、自然とgood率100%に戻っていくとは思います。
ただタイミーのワーカーを毎回多く使っているような店舗さんは「うっかり間違えてbadボタン押しちゃった!」といったケースもありそうに思えますですが、どうなのでしょうね。
タイミーのその他の機能
タイミーエキスパート
客先から高い評価を受けているなど、条件の達成後にワーカーへ自動適用される機能です。
メリットとしては仕事の募集が開始された際、他のワーカーより早めに通知を受け取れるそう。
エキスパート認定の条件には下記も含まれます。
- good率90%以上
- 直前キャンセル率5%以上
タイミーの利用頻度が高いワーカーにとっては嬉しい機能ですね!
エキスパートになると、マイページのアイコン右下にチェックマークが表示されるようです。
TimeeMembership
下から順に4つグレードがあります。
- 「ROOKIE」
- 「HOPE」
- 「ACE」
- 「MASTER」
グレードに応じたイベントを検討しているとワーカーのヘルプページで言及されていました。
私は13回勤務でACEでしたので、MASTERまではそこまで大変ではなさそうです。
今のところグレードが上がった際の恩恵はない模様。
下記は私の実績です。
おわりに
タイミーは年齢問わず使いやすいですし、サイドワークにぴったりのアプリだと思います。
ただ、ペナルティポイントの仕組みが厳しいので、個人的には他に収入源がある状態での使用をおすすめしたいです。
また、私のようにある程度年齢が高い場合は、多少なりとも過去に経験のある仕事へ応募することが無難だと思いました。
中高年世代がタイミー利用するなら、できるだけ下記条件に当てはまるか確認した方が良いと思います。
- 少しでも自分が過去経験のある仕事を候補に入れる
- 店舗レビューでクレームの多い仕事は除外する
- 勤務時間や勤務地が近いものを選ぶ
Yahooニュースで「「邪魔なんですよ」隙間時間で働ける“タイミーおじさん”が増加中も…現場では「まったく使えない」飲食業界のリアルな叫び」という記事が掲載されていました。
飲食の現場で大学生からタイミーおじさんが使えないと評価された例をとりあげ、就職氷河期が原因で40代以上の世代もアプリ利用者が多い、といった内容。
コンビニや飲食業の店舗に接客未経験で入ると、私のような中高年は周りの人に「使えねー」と思われてしまう可能性が高いのではないでしょうか。
こういった店舗では主戦力が若い方のケースも多いですし、BtoBよりもお客様からダイレクトにクレームを受けやすい環境になります。
「忙しい店舗ならなおのこと」と想像するなら、接客未経験の場合は申し込まない方がお互いのため・・・と考えてしまいます。
できるだけ周りの人を不快にさせず、自分も気持ちよく働くのが一番ですよね。
使い方を間違わなければ、とても意義のあるアプリなのは間違いありません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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