人見知りおっさんでも実行できる英語学習方法について

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現在勤めている会社では、社内の公用語は英語です。

ただ、通常業務は日本語が理解できればこと足ります。

2年契約で働いているのですが、契約期間が終わったらどうしようかなとやや迷っていました。

日本に帰ることも選択肢の1つとして考えているのですが、最近割とリスキーに感じています。

この記事を書いている2024年4月27日現在、ドル円の為替レートが158円を突破。

「いくらなんでも安すぎない・・・?」

・・・と感じているのは私だけではないはず。

円買い介入は円売り介入と異なり、ドルで行うはずなので、実弾には限りがあります。

それに介入したところで日銀の緩和姿勢からドル円はすぐ買い戻されてしまう、焼石に水状態。

物価高と高い税負担率を考えると、日本に戻ろうにも二の足を踏んでしまうといった形です。

「ならば海外で仕事した方が良いのでは・・・?」

「継続して海外で働くためには明らかに英語力が不足している」

・・・と考えてしまう今日この頃。

最近は英語の、特にリスニング力が必要な業務を追加されてしまい、自分の中で「そろそろ本腰を入れて英語を話せるようにならないといけないかも・・・」という危機感をもつようになりました。

と言いつつ、平日は疲れてしまい、帰ってからあまり勉強できていません。

実行できたとして1時間ほどとダレてしまっています・・・泣。

実際に行っている英語学習方法

コミュ障なのでアプリを使って学習しています。

「いや、現地の人間と話せよ」と突っ込まれそうですが、会社のコミュニケーションでお腹いっぱい笑。

話す練習としてELSA Speak, スピークエルという2つのアプリを使用。

文法はマレーシアに来る前に購入した安い大学受験用の問題集を解いて忘れないようにしています。

リスニングは「音読さん」というウェブアプリで文章をMP3に起こして、パソコンにダウンロード。

ダウンロードしたファイルを使ってシャドーイングしてます。

ELSA Speak

私はマレーシアに来た当初「1単語でも話が通じればどうにかなるんじゃないか?」と思っていました。

が、現実は1単語すら通じず・・・。

「なんで1単語すら伝わらないのだろう?」と考えたところ、発音ができていないからだと思いました(当たり前だ笑)。

私の世代ですと日本の学校で習う英語と言えば、リーディング・ライティング中心で、スピーキングやリスニングはさほど重要視されていませんでした。

大学の授業で多少やったとはいえ、もう何年も前の話・・・。

1単語すら通じない現実を目の当たりにして

「もしかして私は日本語で例えるなら「あいうえお」すら話せていない状況なのでは・・・?」

・・・こいつはヤバイと感じた記憶があります。

発音の練習をするのに何のアプリがいいのか調べたところ、ELSA Speakの評判が良かったので、DLして5か月くらい使ってます。

ELSA Speakの紹介画像

ちょいちょいサボってしまってますが笑。

以下、ホームタブにある学習コンテンツについて記載していきます。

デイリーレッスン

人によって色々な使い方があると思うのですが、私はデイリーレッスンで1日10分くらいの学習を継続しています。

単語の発音練習や会話形式のトレーニング・アクセントの付け方・リスニングなどがミックスされ、毎日ジャンルの配分が異なる仕組み。

飽きがこなくて助かっています!

AI相手なので、気楽に練習を行うにはバッチリ。

発音が上手くできなくて同じ単語を何回も練習しても、対人ではないので気まずい思いをしません。

実際のデイリーレッスンの画面はこんな感じ。

ELSA Speakのデイリーレッスン

発音のチェックは「レギュラー」「上級」の2つから選べます。

レギュラーは特定の発音記号のチェックのみ。

上級は単語や文章全体を100%中、何%正確に発音できているか評価してくれます。

ELSA Speakのアクセントレッスン

文章中の単語別にアクセントをつける練習。

設定変更してないのですが、時折アドバイスも英語になります笑。

ELSA Speakの会話形式レッスン

やっぱりできてない笑

ELSA Speakデイリーレッスンの結果画面

レッスン終了後にはアプリからの評価を見ることができます。

ELSA AI Conversations

ELSA SpeakのAI Conversations画面

状況別にAIと会話の練習をするコースです。

ELSA SpeakのAI Conversations・Easyレッスン

難易度別にいくつかのコースがあります。

ELSA SpeakのAI Conversations・Easyレッスンシチュエーション

具体的なタスクが表示されます。

ELSA SpeakのAI Conversations・Easyレッスン、ロールプレイ
ELSA SpeakのAI Conversations・Easyレッスン、返事の選択

答えに窮したときは、返事の例文を表示することも可能!

ELSA SpeakのAI Conversations・Easyレッスン、Assessment Summary
ELSA SpeakのAI Conversations・Easyレッスン、Overall Report

最終的にアプリが会話の評価をしてくれます。

発音を改善する

ELSA Speakの発音改善レッスン

発音改善に特化したメニューが組まれています。

デイリーレッスンでつまづくことが多ければ、こちらのコースから集中的に手を付けてもいいかもしれません。

ELSA Speakの発音改善・デイリーメニュー
ELSA Speakの発音改善・間違えやすい発音の解説

つまづきやすいポイントがまとめられており、初心者にはありがたい内容です!

トピック別に学ぶ

カテゴリーから学びたいトピックを選択します。

ELSA Speak・トピック別に学ぶ
ELSA Speak・トピック別に学ぶ、Basic画面

この「トピック別に学ぶ」をあまり使った記憶はなかったのですが、いくつか完了していました。

おそらく、学習コンテンツがプールされており、「デイリーレッスン」や「発音を改善する」等、コースの種類によって適した内容が取り出されると推測します。

証明書をもらう

資格取得に特化したコースです。

ELSA Speak・資格取得コース画面
ELSA Speak・資格取得コース画面の続き

日本人に馴染みのあるTOEICにも対応しています。

総合的な印象

少しイマイチな点については、上手く発音できなかったときのアドバイス表示でしょうか。

AIで発音の精度を判定しているとは思います。

しかし「アドバイスがアプリ使用者の実際の失敗に基づいて適したものが表示される」というより「決まった定型文がランダムに表示されてるだけなのでは?」とたまに感じます。

ELSA Speak・発音改善のアドバイス

こちらの赤枠で囲った部分のアドバイスの種類が少なめ。

ELSA Speak・発音改善のアドバイスの特徴

もう少しユーザーに合わせてアドバイスを細分化できると、さらに良いのではと感じました。

アドバイスに従っても一向にAI先生が合格点くれない→Youtubeで該当する発音記号の動画を見て練習→パスできた、なんてこともしばしば。

肌感としましてはアドバイス外の理由が原因でAIからの評価が低いケースもあると予想しています。

この誤った発音の原因分析については、やはり人×人による対面授業の方が優れているでしょうね。

ホームタブの学習コンテンツ以外にも、様々な機能が備わっています。

私は使いこなせていません笑。

全体的なボリュームは半端ないです。

1か月1,748円

3か月4,660円

1年間13,980円

とコスパもバッチリです!

スピークエル

こちらもAIとの会話を行えるアプリです。

なぜこのアプリを使っているかというと、パソコン・モバイル両方で使えるマルチプラットフォーム対応だからです。

ELSA SpeakもPCでもできればいいのに・・・。

小さい画面でやるより、パソコンの画面を使う方が個人的に好きです。

AIの先生もパターン豊富で変更可能、選択できるトピックも盛りだくさん。

特定の文法を重点的に使った会話練習も可能。

ある程度こちらが文法的に間違っているようなことを言っても、間違いを補完して会話を返してくれたり、間違いを指摘をしてくれます。

具体的な内容はこちら。

スピークエルの説明画面

ホームページから引用。

「人見知りもリラックス」・・・いいですね!

マレーシアに来る前から少し使っていたのですが、割と短いスパンでサービスが拡充されたり、改善が見られる、運営のやる気を感じるアプリ。

気になる点としては、ユーザーインターフェースがしょぼい(パソコン版)ことと、アドバイスの日本語がやや不自然な点でしょうか笑。

スピークエルのユーザーインターフェース

コースは3種類あり、コスパも良いです。

エコノミー(600ターンまで) : 650円(税込)/月


スタンダード(1200ターンまで): 980円(税込)/月


プレミアム(2000ターンまで): 1,480円(税込)/月

ターンとは会話1往復のこと。

最初はエコノミーから始めてみて、自分が確保できる学習時間を把握した後にプラン変更する形がいいかもしれません。

リスニング学習に音読さんを使用

リスニングについてはYouTubeの動画でシャドーイングをしていたのですが、5分ですら長く感じました。

「5分以上のシャドーイングを自分が継続してできるか?」「労力多すぎて途中で止めてしまわないか?」「もっと短い文章でシャドーイングを繰り返した方がよくないか?」と考えた末、速読英単語の文書を音声化という発想になりました。

他によい方法がたくさんありそうですが、私の低いリスニング力では短い文章を繰り返し聞く方がいいのでは、と思っています。

ある程度は単語の意味や話のストーリーが既に頭に入っている方がいいんじゃないか、と。

「音読さん」という文章読み上げのウェブサイトに速読英単語の文章を入力→英語の発音ファイルを作成→DLして個人的に使用、という形をとっています。

以前よりは会社での話が聞き取れるようになっている気はしてますが、シャドーイングがどれだけ寄与しているかは謎です笑。

おわりに

個人的な感覚値の話ですが、英語学習における一番のコツは「英語ネイティブに心を開いて接する」ことだと思います。

赤ちゃんの言語学習が早いのは、親や身近な人に常に心を開いているからというのも理由の一つな気がします。

今の私はATフィールド全開にしているので、身に付くのが遅くて当たり前だなと笑。

英語ネイティブで拙いながらも自分の話を聞こうとしてくれる相手がいれば、彼/彼女との会話のラリーが最も経験値を貯めやすいと思います。

知り合いにでもこの文章を読まれたら「さんざんアプリの話をして締めはこれかい」と突っ込まれそうなところが恐いですね笑。

ただ、ハードルを下げるためにAIアプリから入ることは、私のような人見知りにとって適切なハードルだと思ってます。

そのときどきで自分に合った勉強方法を選択すれば良いのではないでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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